SEが契約を勉強してみたブログ

クラウド勉強会で知り合ったSE3人が法律、契約の話題で盛り上がり、勉強がてらブログはじめてみた。

転職時の秘密保持?について

どうも始めまして。最近エンジニアから事業開発系の職業に転職したんですが、あらためて契約まわりの理解の重要性を感じて勉強し始めてます。 転職したときは「契約」というものについて、全然深く考えられてなくて、もはや自分が何に同意したかも覚えてない。やばい。。とりあえず前職のことは墓場まで持っていかないと。

ということで、今回は転職時の秘密保持契約について、一般的にどんなことが記載されてるのか?注意点は?について書きたいと思います。 転職時の秘密保持契約というと、「従業員が在職中に知った企業秘密を他に漏らしてはならないという義務」とよく記載されています。 僕の場合、エンジニアをしていたんで

  • 社内の独自技術

  • 製品の開発スケジュール

  • 新製品のLineUp とかが「企業秘密」にあたります。

また秘密保持契約と併せて、競業避止義務という、「ライバル会社に勤務してはならない」という義務も負うのが通常です。

よく問題になるのが、「この義務っていつまで有効なの?一生拘束されるの?」ということです。 確かに、当時は企業秘密でも、数年たてば秘密じゃなくなるし、いつまでも競業避止を気にして職業を自由に選べないというのは不当です。 なので、基本的に2つの契約には有効期間というのが設けられているはずです。 基本的に一年先にリリースされるものを作っている感じだったので、僕の場合はたしか1年間だった気がします。 なので、冒頭に言っていた、墓場まで持っていく必要はないですね。

ただ、このあたりで前職の会社ともめちゃうと、基本的に訴訟が絡んできてしまうので、しっかりと期間の認識をしつつ、 節度ある行動をこころがけた方が良いですね。前職の会社と退職したあとにもめちゃうってのも気持ちよいものではないですし。

こがについて

冒頭にも触れましたが、最近転職して、事業開発の仕事をしています。 これまでエンジニアをずっとしていたので契約というものとは程遠い世界で仕事してきましたが、転職してからは、日常的に契約が絡んだ話し合いに直面しているので、 大急ぎで勉強しています。 実際、このブログでも、そのあたりで得た学びも交えつつ記事を書いてゆきたいと思います。 どうぞよろしく。