甲乙丙丁,hogefugapiyo,foobarbaz
契約書を読んでいると、以下「甲」という文言をよく目にします。
他にも「乙」とか「丙」とかもよく見ます。
これって何なんでしょうか?
契約書と成績表でしか見ない気がしますが、何らか由来があるのでしょうか?
十干(じっかん)は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の要素の順列。干支を書くとき干を支の前に書くことから天干(てんかん)とも言う。
ということで、10個の干支的な順列を利用しているようです。
契約書内で登場するたびに会社名を書くのもめんどくさいですし、定義の部分を置換すれば契約書を使いまわせて便利みたいな話もありそうです。
メタ構文変数
さて、私達プログラマーはプログラムを書くときに同様のものをつかいます。
メタ構文変数です。
例えば、URLを表現するときに
などと書いて、何らかで置換されることを期待された文字列になります。
ちなみに、日本だと、hoge、fuga、piyoなどのメタ構文変数がよく利用されますが、アメリカではfoo、bar、bazがよく利用されると聞いたことがあります。
英文契約書の甲乙丙丁
では、英文契約書で甲乙丙丁的なことを書きたいときはどう書くのでしょうか?
いろいろ調べてみると、
- A社とかB社とかメタ構文変数派閥
- Seller、Buyerなど意味のある変数派閥
の2つがあるようです。
日本語の契約書と対して変わらないですね。