会社経営者が決算時期にやっておくべきこと①
お久しぶりです。気づけば3月。
3月といえば決算の時期ですね。
この時期はかけこみで契約書が飛び交う時期ではないでしょうか?
余った予算を消化するため、最後に売上を延ばすため、それぞれの立場の思惑がありますね。
僕も以前エンジニアをしていた時は決算なんてあまり気にしたことがなかったですが、
今はビジネス寄りの仕事をしているので、かなり身近なものとして感じています。
さて、今回は、そんな企業の決算期について、経営使者が「やっておくべきこと」について書いてみたいと思います。
ソース元は、
3/3 6-3-3で12個の決算対策(オリジナル) [節税対策] All About
です。これも十分わかりやすいのですが、さらに噛み砕いてさくっと読める感じにまとめてみようかと思います。
※さくっとさせるので、元ソースはしっかり読むことをお勧めします!
といっても、いっきに書くのは厳しいので、いくつかに分けて書いていきます。
僕は会社経営者ではないけど、経営者の方はとっても勉強になるのではないでしょうか?
今回は決算3ケ月前にやるべきことについてまとめたいと思います。
決算利益予測・法人税等予測
平たくいうと「1年も3/4終わったから、9か月分の棚卸をちゃんとやっておこうね」ということかと思います。
この時期にしっかり中締めして、利益の把握をしておかないと決算期にバタバタしちゃうぞ!ということでしょう。(確かに僕の会社でも年末に確認作業がありました)
ただし、前提としては「毎月しっかりと会計モニタリングをしていること」になるかと思います。
来期事業計画の策定
平たく言うと、「来期の役員報酬を決めるために、今のうちから来期の計画立てとけよ!」ということです。
役員報酬の決め方って税金の観点でかなり重要らしく、ノリで決めちゃ絶対にだめな項目みたいです。これについては↓の記事がとてもわかりやすかったです。
役員報酬の決め方と税金の基礎:起業前に必ず知っておきたい基礎知識 | inQup
役員報酬って、一度決めちゃうとその年は変えられず、計画が下回ると利益を圧迫します。仮に途中で変えちゃうと、その次の年の法人税が上がっちゃうので、ちゃんと計画を立てて、適切な価格に設定する必要があるとのことです。
赤字対策(銀行格付対策)
当たり前ですが、銀行は決算書を見て企業を格付けするので、
良い決算書作成を心がけましょうということみたい。
黒字対策(良い節税対策)
平たく言うと「不要な固定資産は除却しよう」、「適切に賞与を設定しよう」、「適切な役員報酬を設定しよう(前述のとおり)」です。
消費税納税予測
ちゃんと消費税負担額を把握しておこうねということ。
それの理由は↓が参考になります。
消費税増税が決定!消費税8%の対策と収入別・職業別負担額まとめ
把握しやすくするポイントは「税抜経理 」を心がけることだそうです。
事業承継対策
これは、結構レアなケースかと思いますが、誰かに会社を譲る想定があるならその対策をしましょうということみたいです。
どうでしょう?かなり簡単に書きましたが、
- 毎月の会計処理をしっかりやっておくこと
- 直前にバタバタせずに事前に動きましょう
というのが重要なのだと改めて感じましたね。(僕はかなり苦手、、、、汗)