Appleが従業員がいない会社に特許訴訟敗訴した件
はじめまして。
このブログ面白かったので、コンタクトとってJoinすることになりました、ひらのです。
最近は契約書関連の記事あさったり、プログラム書いたりしてます。
早く春になってバイクで遠出したいなーと思ってます。
今回はAppleの特許訴訟敗訴の話題です。
AppleとSamsungの特許争いは有名なので、よく知られていると思いますが、
割とAppleが勝っている印象です。
ただ、今回は敗訴して、日本円で630億の支払いを命令されたんですね。
アップルに5億3300万ドルの支払い命じる評決--特許3件の侵害で - CNET Japan
ただ、この訴訟が興味深いのが、Appleを負かした企業です。
企業の名前は「Smartflash」
聞いたことありますか?
私は聞いたこと無かったです。。
実はこの会社、実体のない会社で、特許を先行して取得することで、その特許使用料や訴訟による賠償金が目当ての会社なのです。
このような形態は「パテント•トロール」と呼ばれて、いくつかこのような企業が存在します。
ただ、、、
普通に考えると、そんなずるいことしていいの??
って思ってしまいますよね。
実際Appleも今回の訴訟については、
「Smartflashは製品を製造せず、従業員も持たない。雇用を創出せず、米国に実態がないにもかかわらず、特許制度を利用して、Appleが発明した技術からロイヤリティを得ようとしている。われわれの従業員らが年月をかけて考案したアイデアで得た金銭をこのような企業にむしり取られることを拒否するため、この争いを上位の裁判所に持ち込むしか選択肢がない」(Apple)
とコメントしています。
ただ、今の特許法では、パテントトロールの対策はまだ実施出来ていないようです。
日本やアメリカの議会でも問題視されているので、こういった企業はだんだん少なくなっていくんですかね。
以上まとまり無い形になってしまいましたが、初投稿ということで許してください。。
####ひらの について
会社入ってからは企画とプログラム実装ばかりやっていたので、
契約関係の業務は新鮮で面白いです。
ここでも学んだ知識を共有していきたいと思います。
これからもよろしくお願いしますーーー