芸能界と契約
こがです。
こんばんわ。
先日、PV制作の仕事に関わることがあったのですが、「俳優さんとの契約の都合上、PVの公開期間はXXですよー。公開期間を延ばしたいなら契約延長になって追加費用がかかりますよー」というようなやりとりがありました。
言われてみれば確かにそうで。俳優からすると、一旦ヤンキーの役をやって、それが無期限で使用されたとすると、一生ヤンキーの人から脱却できなくなるので、営業妨害になっちゃいますよね。
初めてのこともあって、考慮が漏れてたのは反省+とても勉強になりました。
それで、上記の肖像権に限らず、芸能界ってもめ事も含め、契約に関するシーン多いなーということに気づき、今日は「芸能界と契約」という切り口でブログを書きたいと思います。
労務を供給する契約について
以前にも請負・委任について書きましたが、一般的には「雇用」、「請負」、「委任」のどれかに属するはずですが、タレントさんの場合、「マネジメント契約」みたいなものも存在します。
マネジメント契約については依然うえださんがエントリーを書いていましたね。
マネジメント契約の美容整形手術禁止条項について - SEが契約を勉強してみたブログ
それ以外にも、AKBを例に雇用、請負、委任について記載している記事も見つけました。
雇用・委任・請負 -AKBは「芸能界のリクルート」だった:PRESIDENT Online - プレジデント
さまざまな契約体系とはいえ、芸能界だとこのあたりの契約でトラブルになることも多いようで、事例をみてみると、「労働者」として認められるか否か?というのが多いようです。いわゆる「みなし雇用」のことかなーと理解しています。
広告主と事務所の契約
冒頭でふれた話題はまさにここにあたります。
ちょっとしらべてみると、広告出演契約書なるものが存在するらしく、
前述の使用期間だけじゃなく、出演する広告媒体の範囲や競合商品への出演へのケアなど、いろいろ考慮しなきゃいけない項目があるのだなーと思いました。
タレント等の広告出演契約書 | 著作権・契約書作成なら藤枝法務事務所
ひとまず今日はここまで。
ただ、深堀するといろいろ面白そうな知見が得られそうなので、今後も継続して芸能界ネタは扱っていきたいと思います。
では