契約の決裁ふろーについて
どうも、古賀です。 前回の自己紹介のとおり、エンジニアから事業開発系に転職したんですが、 これまで経験したことのなかった契約のとりまとめなどをよく行うようになりました。 これの処理にいろいろ手間取っていたりするんですが、 インハウスのエンジニアの経験が長くなると、このあたりの承認フローってよくわかっていない人も多いのでは?
そこで、今回は契約の決裁フローというものについて少し触れたいと思います。
僕は主に業務委託の契約をベンダーさんとさせていただくケースが多いのですが、 基本的に、
①基本契約
②決裁承認
③個別契約
④仕事を発注
という順番になるのかなと思います。
①の基本契約というのは、 「その会社様と継続的にお仕事になりそうな場合に、契約事項とか権利関係とか、 案件に関わらず共通して同意しておくべきことについてまとめて契約しておきましょう」 といったイメージです。
次に②についてはお願いする仕事に対してしっかり予算を確保するんですが、 そのための見積もり書の書き方として、 ・作業開始日時と終了日時を明記する(委任契約の場合) ・成果物の納品期日を明記する(請負契約の場合) といったルールがあります。
※委任と請負の違いについては↓。また今後このあたりを話題に記事を書ければと思います。
③については具体的な仕事内容が決まった段階でその案件に対して、個別に契約を取り交わすものになります。 注意点としては②の決裁が下りていないと、③が結べないといったことがあります。 「委任契約の作業開始日時が契約締結の前だった」というのはよくあるはなしです。
こんな感じで、冷静に考えられれば当然なフローなのですが、実際やってみるとミスも多いし、混乱することもあったりします。
今後こういった業務をやらなくちゃいけない方々はぜひ↑の流れを参考にしてもらえると嬉しいです。
では!